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アロマ初心者におすすめする入門的精油5選

田口あんな
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アロマについて知りはじめると、いろいろな新しい香りを知っていくのでとても楽しい時期です。

精油は何十種類もあるので、あれもこれも気になり目移りしてしまいますよね。

精油を購入したものの、香りが好みではなかったり、使いどころに困ってしまったりと、せっかく買った精油も無駄になってしまってはもったいないです。

この記事では、最初に揃えておけばずっと使い続けられる精油、初心者でも使いやすく馴染みのある香りの精油について、数十、数百種類の精油の中から厳選して紹介します。

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精油の選び方

精油(エッセンシャルオイル)と間違いやすいものに注意!

精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の天然成分を100%使ったもののことを指します。植物の葉っぱや花、根や幹から抽出したものです

合成成分の入ったものや他の油分・アルコールで希釈しているのもは「フレグランスオイル」「フレーバーオイル」「アロマティックオイル」などと書いてあり、人工香料です。

植物から抽出された精油とは違って、「いちご」「チョコレート」「グリーンティー」「ホワイトムスク」といった香りがあることが特徴です。

精油の効能も期待している人や植物本来の香りを楽しみたい人は、フレグランスオイルを間違って買わないように注意しましょう。

詳しくはこちらの記事へ
エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違い【見分け方も解説】
エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違い【見分け方も解説】

精油を選ぶときのポイント

世の中には色々な精油が出回っていますが、品質はピンキリです。

精油を選ぶときは、最低でも以下の点が明記されているか確認して選びましょう。

100%天然成分である
植物の学名が書かれている
原料植物の抽出部位が書かれている
産出国が書かれている
抽出方法が書かれている

お馴染みのラベンダーも!おすすめ精油5選

おすすめに選んだ基準

手に入れやすい

比較的どのバラエティショップやアロマ専門店でも揃えてあるもの アロマでは王道のもの

価格が比較的安い

「1ml5000円」というような目が飛び出るような値段でないこと コスパの良い良心価格であるもの

メジャーな香り

誰でもお馴染みで身近にある香り(果物やハーブ、木材) もしくはそれに近いもの

他の精油とブレンド相性が良い

その精油の単独の香りが良いことに加えて他の精油と混ぜても良い香りになるもの

オレンジスイート

  • 学名:Citrus sinensis
  • 科名:ミカン科
  • 抽出部位:果皮
  • 主な成分:リモネン
  • 価格帯(10ml):1600〜2000円
  • ノート:トップ
  • 香り:フルーティで甘くライトな香り

言わずと知れた、こどもから高齢者までみんな大好きオレンジの香りです。

シトラス系の精油は比較的価格が抑えられているため、アロマ入門として集めやすいのが助かります。

オレンジは、どんなタイプの精油ともブレンドの相性が良いです。香りのクセが強い精油をマイルドにしてくれる調整役の精油でもあります。

また、オレンジの精油には「スイート」と「ビター」があります。今回はスイートを紹介しましたが、ビターも負けないくらい良い香りです!

ビターの方はその名の通り甘みが抑えられた香りで、スイートと比べるとよりドライで後に残る豊かな香りで、お酒のフレーバーや香料としてもよく使われています。

より落ち着いた香りが好きな方や、男性の方にはビターもおすすめですよ!

オレンジスイートが気に入ったらこれの精油もおすすめ!

レモン

どんな香り?:

爽やかでシャープな酸味と軽い苦味

こんな人に:

よりスッキリとした香りが好きなあなたに、頭を覚まし集中力を高めたい時に

マンダリン

どんな香り?:

オレンジよりも甘さがあるが、フローラルとウッディを合わせたような落ち着きのある香り

こんな人に:

心をリラックスさせたいあなたに、香りに持続性があるので柑橘の香りを長く楽しみたい時に

ラベンダー

  • 学名:Lavandula angustifolia
  • 科名:シソ科
  • 抽出部位:花
  • 主な成分:酢酸リナリル、リナロール
  • 価格帯(10ml):2000〜3500円
  • ノート:ミドル
  • 香り:やさしい甘さと爽やかでハーバルな香り

ラベンダーも知らない人はいない有名な植物の一種ですよね。古代より薬用や浴用に使われていた薬草でもあります。

刺激や毒性がなく安全性が高い精油なので、まず揃えておいきたい精油の一つです。

ラベンダーは産地によって香りの違いが大きいことも面白い特徴なんですよ!(ちなみにプロヴァンス産が最高級とされています)

標高の高い場所で育ったものは、濃厚でフローラル感が強く、比較的標高が低い場所で育ったものは、スーッとした爽やかな香りが強くなります。産地ごとに嗅ぎ比べてみるのも面白いですよ。

注意していただきたいのが、ここで挙げているラベンダーは「真正ラベンダー」のことです。

似た品種に「ラバンサラ(ラベンサラ)」や「スパイクラベンダー」があるので、学名をしっかりチェックして間違いのないようにしましょう。

ラベンダーが気に入ったらこの精油もおすすめ!

クラリセージ

どんな香り?:

第一印象はほんのりとしたパウダリーな甘さの後にシソに似たさわやかさのある香り 

こんな人に:

フローラル感のあるハーバルな香りを求める人に

マジョラム

どんな香り?:

甘みのあるスパイシー調でハーバルな薬草のような香り

こんな人に:

複雑な香りが好きな人に、ハーブティーのような香りを楽しみたい人に

ローズマリー

  • 学名:Rosmarinus officinalis
  • 科名:シソ科
  • 抽出部位:花と葉
  • 主な成分:(ct.カンファー)α-ピネン、カンファー/(ct.シネオール)1,8シネオール、α-ピネン/(ct.ベルベノン)α-ピネン、ベルベノン
  • 価格帯(10ml):2000〜3000円
  • ノート:トップ
  • 香り:カンファーはクリアで爽快感と刺激のあるシャープな香り、シネオールはユーカリに似たクリアでリフレッシュできる香り、ベルベノンはハーブ系のフレッシュな心地よい香り

肉の臭み消しや消化を促すとしてフランス料理やイタリア料理に欠かせないお馴染みのハーブです。

ちょっと前にテレビでも「記憶力を高める香り」として紹介され話題にもなりました。

ローズマリーのスーッとした香りを嗅げば、

キタキタキターッ!!!

一瞬で頭の中がクリアになリます。一気にやる気ブーストがかかりますよ。

ローズマリーには香りと効能が異なる3種類のケモタイプがあるので学名を確認して目的と好みの香りに合わせて購入しましょう。

ケモタイプ(化学種)とは:

お米やリンゴなどの農作物は産地によって味が違いますよね?実は精油も同じなんです!

気温や土壌の質、日照条件などの生育環境によって、植物の香りや含まれる成分が少しづつ違ってきます。

そのようなものは、アロマセラピー的に作用も変わってきてしまうので別の精油として扱われているのです。

ローズマリーが気に入ったらこの精油もおすすめ!

ティーツリー

どんな香り?:

ツーンと染み通るような清涼な香り

こんな人に:

さわやかな清潔感のある香りを求める人に、薬っぽい香りが好きな人に

ユーカリ

どんな香り:

鼻が通るようなスーッとした清涼かつウッディ系の香り

こんな人に:

鼻がスーッとするあの香り系が好きな人に、頭を起こし、クリアにしたい人に

ベルガモット

  • 学名:Citrus bergamot
  • 科名:ミカン科
  • 抽出部位:果皮
  • 主な成分:酢酸リナリル、リモネン、リナロール
  • 価格帯(10ml):2000〜3000円
  • ノート:トップ
  • 香り:フレッシュな果実感がありながらも甘さの少ない、大人向きで爽やかな

画像のような、

ベルガモットは昔から香水やアールグレイティーの香りづけとしても使われる有名な香りです。

シトラス系の中でも、甘さが抑えられた香りなので、男女問わず人気な香りの一つと言えます。

アロマをはじめたての方、香りがピンとこない方にぜひとも買い揃えてほしい精油です。

なぜなら、ベルガモットの香りを嗅いだときの胸いっぱいの多幸感と頭の中がじわ〜っと満ち足りるような感覚は他ではなかなか味わえませんから!

オレンジやレモンほど甘さやポップな感じは求めてないけどシトラス系の香りでストレス解消したい、という時にはピッタリです。

ベルガモットが気に入ったらこの精油もおすすめ

ホワイトグレープフルーツ

どんな香り:

酸っぱい果実のフレッシュな香り、ジューシーで満足感のある香り

こんな人に:

甘さを抑えたシトラス系の香りが好きな人に

プチグレン

どんな香り:

フローラルとウッディを混ぜ合わせたような甘みを抑えた落ち着きのある香り

こんな人に:

中性的で落ち着いた香りを求める人に、深みのあるウッディシトラス系の香りが好きな人に

フランキンセンス

  • 学名:Boswellia carterii
  • 科名:カンラン科
  • 抽出部位:樹脂
  • 主な成分:α-ピネン、リモネン
  • 効能:血行促進、去痰、抗菌、収れん、鎮痛、鎮静
  • 価格帯(10ml):3000〜7000円
  • ノート:ベース
  • 香り:ハーブ系とシトラス系を混ぜたような上品で落ち着きのある香り 

フランキンセンスは古代ギリシャやエジプト、ローマで宗教儀式や薫香に香油として使われた精油です。

最近では、シャンプーなどのヘアケア製品の香りにも使われるようになってきているので意外にも嗅ぎ覚えのある香りだと思います。

嗅ぎ始めはハーブ調のようでもあり胡椒のスパイシーさに似たようなスーッとした感じがしますが、後からどっしりとトーンダウンしたスモーキーさが追いかけます。

ほんの少しの甘みも混じった印象もあり、それらの香りを捉えようと自然と深呼吸してしまうような、とても奥深い香りです。

なんと現在でも分析不明な芳香成分が多いのだそう。シルクロードをたどった精油でもあり、古代の人々を魅了してきたほどの神秘的な力があるのは間違いなさそうです。

フランキンセンスが気に入ったらこの精油もおすすめ

ミルラ

どんな香り?:

甘みのあるスパイシーとスモーキーが混じったようなもったりしたアーシーな香り、薬品やプラスチックのような香りに感じる人も

こんな人に:

気持ちを沈め解放したい人に、重みのあるバルサミックな香りが好きな方に

サンダルウッド(白檀)

どんな香り?:

やわらかい甘みとスモーキーさを併せ持ったウッディな香り

こんな人に:

どっしりと落ち着きのあるウッディ系が好きな人に 森林のような香りを求める人に

まとめ

アロマはじめたての方に紹介したい精油はもっともっとたくさんあるのですが、まずはこれ!というものを厳選しました。

  • オレンジスイート
  • ラベンダー
  • ローズマリー
  • ベルガモット
  • フランキンセンス

香りの感じ方はその日の体調にも左右されます

その時「これは合わないな」と思った精油でも、時間をおいて試してみると違った印象になることもあるんですよ。

香りをもっと楽しむために、初めてアロマアイテムを購入するなら「アロマストーン」が場所もとらず手軽でおすすめです。

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ぜひとも色々な香りとのすてきな出会いを楽しんでくださいね!

アロマを初めてやるなら、アロマディフューザー&アロマオイルをセットで揃えるのがおすすめです!

後からアロマ器具を買い足す手間も探す時間も省けるためです。

「一気に揃えても、自分に合わなかったら心配・・・」という方でも、とりあえず少量ずつの精油がお試しできる基本の「精油セット」からチャレンジしてみるのも手ですよ。

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