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フローラルウォーターの使い方とメリット・デメリットについて解説!おすすめも紹介

田口あんな
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アロマ商品を見ていると「フローラルウォーター」「ハーブウォーター」「芳香蒸留水」というアイテムがあることに気が付きます。

一体精油とどんなことが違うのか、どんなシーンでどんな使い方をするのか、いまいち分かりづらい時がありますよね。

フローラルウォーターは精油とは違うアイテムですが、実は手軽さや安全性では精油をも上回るくらい万能なアイテムなんです。

この記事では

フローラルウォーターと精油の違い(デメリット・メリットも併せて)

日常生活でフローラルウォーターが活躍するシーンや使い方

について解説していきます。

精油よりも手軽に使えるので、使い方がわかれば、より気軽に植物の香りと恩恵を楽しむことができますよ。

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フローラルウォーターとは?精油との違い

フローラルウォーター(芳香蒸留水)は、ハーブウォーター、ハイドロソルとも呼ばれ、植物から精油をとる過程でできる副産物のことです。フローラルウォーターができるのは、精油の抽出方法の中でも水蒸気蒸留法だけです。

水蒸気蒸留法とは?

植物を水蒸気で蒸して精油を抽出する方法

水蒸気の熱で精油を蓄えていた細胞が壊れ、中の精油が放出され揮発します。

気化して窯の上部に集まった精油の蒸気と水蒸気は冷却管を通る間に冷やされて再び液体に戻り、最終的に水に溶けずに浮いてきた精油を分離します。

引用元

この残った水には少量の精油と親水性の物質が含まれ、「フローラルウォーター(芳香蒸留水)」と呼ばれます。

芳香蒸留水に含まれる精油はごく微量なので、香りも精油と比べて穏やかになります。

フローラルウォーターのメリット・デメリット

精油とフローラルウォーターとではどのような点が違うのか踏まえながら解説していきますね。

フローラルウォーターのメリット

実は精油より使い勝手が良い!?フローラルウォーターはズボラさんこそおすすめ!

赤ちゃんから高齢者まで使える

フローラルウォーターは少量の精油が溶け込んでいますが、含まれている精油はごく微量なため、作用が穏やかで安全性が高いものです。

精油の場合だと、作用が強く禁忌となるような赤ちゃんや高齢者の方にも安心して使えるアイテムなのです。

また、一般的な化粧品に多いアルコールなどを含んでいないため敏感肌の方でも使うことができます

香りが穏やか

フローラルウォーターに含まれる精油の量は少量なので香りが精油と比べて穏やかでほんのり香る程度。強い香りが苦手な方でも使いやすいでしょう。

希釈せずそのまま使える

精油は植物の芳香物質が高濃度で含まれているため、基本的に希釈しないと使用できません。

一方、フローラルウォーターに含まれる精油成分はごく少量なので希釈しなくてもそのまま使うことができます

フローラルウォーターのデメリット

嬉しいポイントが多いフローラルウォーターですが、その反面、注意しなければならないこともいくつかあります。

香りが精油と違うものがある

フローラルウォーターには少量の精油のほか、「親水性(水に溶けやすい、水に馴染みやすい)の物質」も含まれています。

含まれる精油の量が違うため、もちろん香りの強さも違いますが、この親水性の成分が多く含まれていることによって、同じ植物を使用していても精油とフローラルウォーターとでは香りの印象が異なるものがあります

特にラベンダーなどは結構香りの印象が違い、フローラルウォーターでは草のような香りの印象が前面に出ています。精油の香りのイメージで買ってみたら想像していたのと違った!ということも時々あります。

使用期限が短め

フローラルウォーターは精油の抽出段階でできた、副産物です。

一般的な化粧品とは違い、多くのフローラルウォーターはアルコールや防腐剤の添加はされていません。

安心な点でもある一方、ほとんどが水でできているため、痛みやすく長期保存はできません。

メーカーによっても違いますが、おおよそ3ヶ月〜半年であることが多いです。

購入後は消費期限について確認し、開封後は早めに使い切るようにしましょう。

フローラルウォーターの使い方

フローラルウォーターは安全性が高いと言われている分、用途も幅広くあります。

化粧水

基本的にアルコールが含まれていないため、敏感肌や肌が弱くアルコールが入っているようなコスメ商品が使えない人でも、化粧水として使うことができます。

ヘアスプレー

お風呂上がりの髪のお手入れやヘアセットの前に使うと、ほんのりと良い香りに癒され、しかも精油の抗菌作用や皮脂調整作用の恩恵も受けられて、一石二鳥です。

頭皮のめぐりを促しスムーズなターンオーバーに導く

・・・イランイラン、ローズマリーなど

皮脂バランスの調整

・・・ゼラニウム、シダーウッドアトラスなど

頭皮を清潔に保つ

・・・ティートリーなど

ボディミスト

運動後のクールダウンや日焼け後の肌ケアとしても大活躍します。

運動後のリフレッシュやクールダウンにはペパーミントのフローラルウォーターを使うと、体感温度を下げ体の火照りを抑えてくれます。

日焼け後のケアには抗炎症、鎮痛作用があるラベンダーが断然おすすめです。

ルームスプレー

部屋の消臭や来客前のお出迎えとしてほんのり部屋を香らせたい時にもそのままスプレーするだけで穏やかな香りを楽しめます。

部屋の空気を自然に変えたい時におすすめ。

ファブリックミスト

寝具やパジャマなどのリネンスプレーに使えば、心地よい香りで安眠できます。

ピンポイントで消臭したいような、ロッカーや靴箱、トイレや台所、ゴミ箱に吹きかけるだけでもかなり嫌な匂いが抑えられます。

フローラルウォーターのおすすめ

ここからは各メーカーやブランドが取り扱うフローラルウォーターのおすすめについて紹介していきますね。

生活の木

日本でのアロマテラピーのパイオニアである生活の木。精油の取り扱いが豊富で全国に実店舗があるので手に取りやすいブランドでしょう。

精油が目立ちがちですが、実はフローラルウォーターの取り扱いもあります。サイズは100mlと200mlから選べます。

フレーバーライフ社

フレーバーライフ社のフローラルウォーターをみる

日本で初めてアロマの通販を始めた老舗メーカーのフレーバーライフ社は、精油だけでなくアロマアイテムの手広さも伊達じゃありません!

サイズは、大きいものは1000m lの大容量もあり、バシャバシャ使いたい人にはおすすめ。

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フロリハナ

精油メーカーとして知名度もあるフロリハナはアロマセラピーの本場でもある南フランス発のブランドです。

注目すべきはなんといってもフローラルウォーターの種類の多さ!ペパーミントやフランキンセンスといった他では見かけないような種類の取り扱いもあるので目的に合わせて選べます。

まとめ

フローラルウォーターは、ごく少量の精油成分が水に溶け込んでいるので、精油とは違い、香りが穏やかで安全性のあるアロマアイテムです。

希釈する必要がなく、そのまま化粧水やボディミストとしても使えます。

ただしメーカーやブランドによっては、保存期間を長持ちさせるために保存料や添加物を添加している場合もあるので、原料や使用期間をよく確認して使うことが大切です。

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