アロマストーン完全ガイド:使い方からデザイン性に富んだものまで紹介!
働き盛りの世代は、仕事や家庭の両立、日々のストレスに追われながらも、多忙な日々を乗りこなしています。
リフレッシュしたいのに、自分の時間をゆっくりとることが難しい時も多いですよね。
そんな目まぐるしい日常の中でも、ちょっとしたスペースや隙間時間で使えるアロマアイテムが、アロマストーンです。
ズボラ極まるこの自分でも、このアイテムだけはとても手軽にアロマを楽しめるので、ずっと使い続けています。
この記事では
- アロマストーンのメリット・デメリット、他のディフューザーとの違い
- アロマストーンの選び方と使い方
- 色々なデザインのアロマストーン
について解説します。
アロマストーンとは
アロマストーンとは、エッセンシャルオイル(精油)を吸収して香りを拡散するための陶器や石などで作られた小さなアロマアイテムです。
電気や火を使わず場所も取らないので、どこでも手軽に置くことができ、安全にアロマを楽しむことができます。
他のアロマディフューザーとの違い
メリット❶手入れの手間がない
超音波式や加熱式のディフューザーでは水のセットや定期的に機械の掃除などの準備やお手入れが必要になりますが、アロマストーンは置いたストーンに精油を数滴垂らすだけ、そしてお手入れもほとんど必要なしです。
メリット❷価格帯が安い
アロマストーンは素材やデザイン性にもよりますが、1000円以下で買えるものもあり、他のアロマディフューザーと比べると価格が安価といえます。
「アロマを試したいけど、高いお金を払って失敗したら嫌だな・・・」というアロマ初心者の方にもおすすめの、入門的なアロマアイテムです。
メリット❸子どもや高齢者にも安心
火や電気や水を使わないので、
- コードに引っかかってつまづいてしまった!
- 火で火傷してしまった!火事になりかけた!
- ディフューザーを倒して水をこぼしてしまった!
・・・という心配がありません。
デメリット❶香りの拡散性が弱い
ただし、香りの拡散性は超音波式や電動式のアロマディフューザーには劣るため、ベッドサイドや机周りの小さなスペースでの使用が望ましいです。アロマストーンの香りの広がる範囲は大体2mほどと言われています。
言い換えれば、場所と取らずちょっとしたスペースでアロマをサクッと楽しめるので、使い勝手に優れているともいえます。
デメリット❷精油の香りの取り替えがしづらい
アロマストーンは一度1つの香りを使うと、長いと5日ほど香りが持続する場合があります。
他の種類の香りを楽しみたい場合は、ストーンを別に用意するか、前回使った香りが揮発し切るまで待つ必要があります。
アロマストーン(気化式) | 噴霧式 | 超音波式 | 加熱式 | |
価格の安さ | ◎ | △ | △ | ○ |
手入れしやすさ | ◎ | △ | ○ | ○ |
香りの拡散性 | △ | ◎ | ○ | ○ |
精油の取り替え | △ | ○ | ◎ | ◎ |
精油本来の香り | ◎ | ◎ | ○ | △ |
安全性 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
ティッシュやコットンとの違いは
ぶっちゃけ香りを楽しむだけならティッシュやコットンに垂らすだけでも十分事足ります。
ただし香りが揮発しやすいのはティッシュやコットンなので、香りの持続性の点から言えば、アロマストーンの方が長持ちします。
なぜかというと、アロマストーンは石に微細な穴が空いていて、そこから精油が徐々に揮発していくことで香りをゆっくり楽しめます。
ティッシュやコットンにも穴はありますが、その穴が大きいので香りが早く揮発してしまうということなんですね。
アロマストーンの選び方
アロマストーンはデザイン性に富んでいて素材も色々な種類があります。インテリアの好みや持ち運びのしやすさなどで選ぶと良いです。
❶素材をチェック
アロマストーンの素材には、陶器、石膏、天然石といったものがありますが、香りの拡散性についてはどれもわかるほどの大きな違いはないです。
なぜ素材で選ぶのかというと、見た目の良さやデザインの豊富さに関わってくるからです。
石膏は、加工性に優れているため、ハンドメイドマーケットなどでは個性的なデザインや精巧なデザインのアロマストーンが多く、見た目にこだわりたい人にはおすすめです。
天然石は、見た目の重厚さや豪華さからインテリアに馴染みやすいのでおしゃれな空間にこだわりたい人におすすめです。
❷持ち運びのしやすさをチェック
吊り下げ型やサシェ(巾着袋)付きは、ロッカーやクローゼットで使いやすいタイプです。
缶入りは持ち運びしやすく、外出先や宿泊先でも手軽に香りが楽しめます。また、収納性にも優れているので、気分によって複数の香りを楽しみたい時に精油を使い分けることができます。
アロマストーンの使い方
アロマストーンは利便性の高さから、いろいろな場所で活躍します。
- ベッドサイド・・・王道!
- 机の上・・・王道!
- 靴箱・・・地味に消臭グッズとして使える
- トイレ・・・中和消臭だから嫌なにおいじゃない!
- クローゼット・・・洋服にほんのり香りづけ
- ロッカー・・・制服にほんのり香りづけ、靴の消臭に
- 車内・・・スッキリ系の香りで頭もスッキリ
- 旅行先・・・安眠系の香りを持っていけば旅行先でもぐっすり
アロマストーンは安価なため、いくつか揃えてアロマストーン別に目的や時間帯で香りを使い分けるような使い方もできます。
オンとオフの日に、昼と夜、集中とリラックス、フローラル系とシトラス系・・・というようにストーンで香りを分けると有効的に使えますよ!
シンプルからユニークまで:デザイン別アロマストーンを紹介
アロマストーンは色々な見た目や形態があるので、あなたの生活スタイルや好きなもの、インテリアの好みに合わせて選びましょう
シンプル
日本でのアロマのパイオニア、生活の木からは色々な形のアロマストーンが展開されています。シンプルな形でどんなインテリアにも馴染みます。
みんな大好き無印良品でもアロマストーンが手に入ります。丸いフィルムがたまらないですね。
信濃焼きのアロマストーンで丸ごと水洗いできるのが助かるアイテムです。
アニマル・動物
すごく精巧で可愛らしいです・・・自分も愛用してます。睡眠とフクロウの掛け合わせが最高です。
ゆる系アニマル型アロマストーンは癒し度MAX。箱入り猫タイプは猫好きにはたまらないのでは?
ネコと和解せよ
猫といえばこちらのアロマストーンも毛流れが精巧に作られていて素敵な商品です
植物・ボタニカル
こちらのアロマストーンは木の幹をもしたもので、磁器製にも関わらずとてもリアルに作られています。高級感もあり贈答品としてもおすすめです。
ナチュラルにもトロピカルにも対応できるフラワータイプ。リゾート感が出ます。
天然石
天然石と光る台座のセット。ラグジュアリーな空間を演出してくれます。
その他・個性的
夏!海!
サボテンはインテリアグッズの代表格。これは欲しい!
番外編:アロマキャップ
アロマストーンよりも、さらに!もっと!お手軽を求めるあなたへ!
精油の瓶に取り付けて優しく傾けるだけで、木から染み出した精油が香ります。
10mlの精油で30日間ほど持ちます。
精油を最後の1滴まで使えるのでお財布にもエコにも優しい商品です。
アロマストーンで物足りなくなってきたら
アロマストーンは場所を選ばず使える便利アイテムですがどうしても香りの拡散性では他のディフューザーには劣ります。
「もっと香りを強く楽しみたい」
「家中に好きな香りを広げたい」
と思い始めてきたら、機械式のディフューザーを購入するタイミングでしょう。
消臭・除菌機能もあるディフューザーなどもあるので自分のライフスタイルに合ったディフューザーを探してみましょう
よくある質問
よく疑問に思われることについてまとめました。
- Q.使ってるうちに香らなくなってきたんだけど?
-
ホコリなどが溜まり石の微細な穴が詰まると香りの揮発性が悪くなります。また、ミルラなどの樹脂系の精油は固まりやすく、穴を詰まらせ他の精油の立ち上りを鈍くする場合もあります。表面を軽く水拭きしても変わらないようなら思い切って新しいものを購入しましょう。
それと単純に鼻がなれて香りに反応しづらくなってることもあるので部屋を換気したり精油の種類を変えてみてください。
- Q.アロマストーンってどうやって捨てるの?何ごみ?
-
基本石膏や陶器でできているので「不燃物」や「燃えないごみ」のカテゴリーですが自治体によって違うので自治体のゴミの分別ガイドを参照してください。
- Q.香水を使っても良い?
-
香りを楽しむだけならアロマストーンは使えます。
ただし、香水は揮発性を高くするためにアルコールが混ぜられていることが多いので、精油と比べて香りの持続性は短めです。
- Q.アロマストーンの香りってどれぐらい続くの?
-
使っている精油の香り系統に左右されます。
シトラス系やハーバル系は数時間から1〜2日程度、フローラル系や樹脂系、ウッディ系は1日〜5日ぐらいまで持ちました。
まとめ
小さなパーソナルスペースでもアロマストーンを使えばちょっとした消臭やリフレッシュができます。
- アロマストーンは安価で場所や手間を取らないメリットがある一方で、香りの拡散性が弱かったり、香りの種類を変えづらかったりするデメリットもある
- アロマストーンを選ぶときは自分の生活スタイルを踏まえて、デザイン性や持ち運びのしやすさに注目する
- 小さなスペースでも使えるので狭い場所や外出先にも使える
自分の生活スタイルに合ったアロマストーンを活用することで、忙しい毎日の中でも自分の心と体を癒していきましょう。